ブックタイトルふなばし福祉97号

ページ
1/4

このページは ふなばし福祉97号 の電子ブックに掲載されている1ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

ふなばし福祉97号

令和元年(2019 年)9月発行 No.97主な記事内容 2面 平成30年度事業報告および収支決算報告 3面 赤い羽根共同募金運動が始まります! 4面 個人ボランティアの活動のご紹介◇『ふなばし福祉』は赤い羽根共同募金の配分金などで発行しています ◇船橋市社会福祉協議会(以下、市社協)では、働きたい気持ちがあっても何から始めたらよいかわからない方や、生活リズムが整っていないなどの理由で、就労に不安がある方に、ボランティア活動への参加を促し、社会への一歩を踏み出すお手伝いをしています。船橋市の就労準備支援事業を利用されている方を対象に、市社協職員が活動先への紹介や同行支援などを行っています。働きにくさを抱える方が、ボランティア活動を通じて人との関わりに慣れていくよう、就労や社会参加へのさまざまな不安を解消していきます。活動の一例として、ポプリ(匂い袋)作りがあります。( 写真掲載)丹精込めて作成し出来上がったポプリは、数カ豊富・小室ボランティアグループ代表ひまわりふれあいサロン代表宮原 弘子さん(79歳)アンデルセン公園の近くにある豊明台自治会の宮原さんを訪ねました。ボランティアを始めて40年余り。部屋には数々の賞状が飾られ日頃の活躍がうかがえました。現在は豊富・小室ボランティアグループとして平成7年より施設訪問のボランティアをし、平成27年には厚生労働大臣賞をグループで受賞しています。また、豊富町にひまわりふれあいサロンを立ち上げ、5人の仲間と活動して7年程になります。月1回、自治会館でサロンを開き、花見、料理教室、グラウンドゴルフ、施設訪問、旅行などを地域に呼びかけ、昔ながらの隣組のような温かく心豊かに過ごせる地域にしたいと頑張っています。宮原さんは、平成15年に船橋市の介護相談員第1期生として13年務めましたが、自身が肺がんになり退きました。平成25年には介護相談員でも表彰されています。平成30年には約30年続けたNHK学園ボランティア船橋の会員として表彰されるなど、現在は病気も克服しさまざまな活動をしています。また、今年2月に亡くなられたご主人は、青少年の健全育成に50年近くかかわり、息子さんは中学生の時から学生ボランティアの代表を務めるなど、一家でボランティアに携わってきました。「これからも地域交流を大切に、皆が楽しく過ごせるよう普段着で気軽に声を掛け合う地域福祉に取り組みたい」とお話される宮原さんからは、苦難を乗り越えた強さと優しさがにじみ出ていました。(写真と文 白石 ちとせ)所の地区社会福祉協議会(以下「地区社協」)の『地域福祉まつり』(2面参照)などで販売されます。この他に、古切手の仕分け作業や貸し出し用車いすの清掃、各地区社協でのイベントの手伝いなどがあります。平成28 年からこれまでに、26人がこの活動に参加されています。このようなボランティア体験を通して、利用者の方がご自分の得意なことや興味の持てることを活かし、就労に向けて前向きな気持ちになれるよう、この事業の担当者は、安心して話せる関係づくりに心がけています。地域の方々とのつながりは、ご本人にとって、大切な「居場所」になることがあります。また、活動を経験した方は、ご自分が誰かの役にたつことができ、感謝されたことで自信につながっているようです。この事業には、ボランティア活動の仲間として温かく受け入れてくださる地域の皆さまのご協力が欠かせません。幅広い活動を利用者の方へ紹介できるよう、今後も支援を続けていきます。夏休みを利用してボランティア体験ができる「第5回地域に飛び出せ?夏のボランティア体験」が、7月20日~9月1日の間で開催されました。ボランティアを希望する側と市民活動団体、社会福祉施設、地区社協などの受け入れ側との2度にわたるマッチング会に、374人が参加し、マッチングに成功した生徒・学生が、それぞれの活動先でボランティア体験を行いました。いつもの卵が大変身一枚一枚ていねいにボランティア体験で社会参加への第一歩= 伴走の役割を担う市社協=楽しかった手話講座中学生ボランティア養成講座開催8月1日(木)と2日(金)の2日間、市内の中学生30人が参加しました。1日目は、視覚障がいを理解するため、アイマスクをつけて「ガイドヘルプ体験」を学んだ後、障害者施設「誠光園」と、高齢者施設「梨香園」訪問のグループに分かれ施設を訪問し、入所者とゲームをしたり会話を楽しみました。2日目の午前中は、「だれにとってもやさしい避難所づくり」をテーマに、プライバシーが守れるテント作りの体験や、非常食の試食をしました。午後は手話を受講し、簡単な自己紹介までできるようになりました。緊張した様子の開会式地区社協のブースでマッチング中地域に飛び出せ!夏のボランティア体験中学生・高校生・専門学校生・大学生のための参加者からの感想発行 船社会福祉法人橋市社会福祉協議会 住所 船〒273-0005橋市本町2-7-8船橋市福祉ビル3階電 話047(431)2653F A X 047(431)2678ホームページhttp://www.funabashi-shakyo.or.jp発行部数202,000部