ブックタイトルふなばし福祉95号

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概要

ふなばし福祉95号

平成31 年1 月№95 (2)「安心登録カード事業」では、登録者を支援する避難支援協力者が必要です。皆様のご協力をお待ちしております。「平成30年7月豪雨」被災地支援リポート岡山県倉敷市真備町・広島県安芸郡坂町「災害ボランティアセンター」運営支援報告人の温かさを実感した1週間平成30年7月9日(月)に、気象庁から「平成30年7月豪雨」と命名された災害で、大きな被害を受けた倉敷市に、ボランティア休暇を利用して災害ボランティア活動に参加しました。きっかけは、同市の知人から悲壮なメッセージを受けたからです。私は災害ボランティアの経験がなく、万一に向けた実戦経験を積むためと、被災者支援のため倉敷市に行くことに決めました。準備には、『認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード』が発行している「水害ボランティア作業マニュアル」と、倉昨年9月3日(月)~9日(日)の1週間、平成30年7月豪雨災害で大きな被害を受けた広島県安あ芸き郡坂さか町ちょう小こ屋や浦うら地区へ、災害ボランティアセンター(以下「センター」)の運営支援に行きました。センターは小屋浦小学校の校庭に設置されており、地域の町会長、副会長をはじめ、さまざまな支援団体と連携を図りながら活動を行っていました。ボランティアは全国各地から来ており、10代の学生から70代まで年齢層も幅広いものでした。なかには、活動終了後、センタースタッフに全員でお礼を言う団体や、スタッフを労う方、また、ボランティアに差し入れを持って来た方なども。また、「東日本大震災の時にお世話になったから、お返しがしたい」と話す方もおり、人の温かさを感じました。当時、発災から2カ月ほど経った時点でも、がれきや土砂により流されたままの家が数多く残っていました。被災された方々が、避難生活を余儀なくされた状況でも、私たちスタッフを優しく迎えてくれたことが心に深く残り、どのような関係性であっても、人と人は支え合っているのだ、と強く実感しました。被災された方々が明るく未来に向かって踏み出して行けますよう、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。(市社協総務課杉澤 杏あん菜な )敷市災害ボランティアセンター特設サイトの注意事項を参考にしました。期間は平成30年7月22日(日)~24日(火)までの3日間、現地は連日37度を超える暑さでした。1日目 災害ボランティアセンター(以下「センター」)本部事前に現地の社協に、参加の旨を伝えておきましたが、センターは混乱して職員は多忙を極めておりましたので、自分で仕事を見つけることにし、ボランティアの方々への給水などの作業を行いました。作業中いろいろな方に、有意義な話を聞くことができました。 2日目 センター本部初日に参加できなかった早朝のスタッフミーティングから参加しました。この日は、センターとボランティアの派遣場所などを結ぶバスの調整と、出発時の注意事項説明が主な仕事でした。3日目 倉敷市真ま備び町ちょうの被災者宅著しい被害を受けた被災者宅でのボランティア活動に参加しました。被災者宅に向かうバスからの光景は、見渡す限りがれきの山になっていました。倉敷市では、災害ボランティアは必ず5人1組で、その中から、リーダーとタイムキーパーを選びます。作業は、泥に浸かった家財の撤去とごみ収集所への運び出しでした。20分活動したら10分休憩するのがルールでしたが、被災者を目の前にしてゆっくり休むことははばかられ、立ったまま食事もしました。3日間の貴重な実戦経験を、いつ起こるか分からない船橋市の災害時にどう生かすかが、私の今後の課題と心に刻み、帰路につきました。(市社協事務局次長村上 輝て る吉よ し) 小屋浦地区の支援活動を協議中―互助・共助を生かして―災害時のボランティア活動「研修会」を開催「赤い羽根共同募金」「歳末たすけあい募金」にご協力ありがとうございます。昨年12月1日(土)に「災害ボランティア研修会」を、船橋市危機管理課をはじめ関係機関・団体合わせて92人の参加のもと、市総合教育センター・視聴覚センターで開催しました。この研修会では、災害時に市内外から支援に駆けつけるボランティアをとりまとめ、災害からの復旧・復興を図ることを目的に設置する「災害ボランティアセンター」を円滑に運営するための訓練を行っています。昨年度から名称を「災害ボランティア研修会」とし、広く参加者を募っています。当日は、午前の部で、「平成30年7月豪雨」の被災地において現地「災害ボランティアセンター」の運営支援活動をした、市社協職員を含む4人の体験発表、午後は災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を実施しました。今年度も、町会・自治会を通じて各家庭からご協力いただきました多くの戸別募金に加え、企業や官公庁の職員、学校などからたくさんの募金が寄せられました。昨年10月にはボランティア団体の方々が船橋駅周辺で赤い羽根共同募金の街頭募金活動を行い、12月には歳末たすけあい募金運動としてボーイスカウトや「明るい社会づくり船橋市推進委員会」の方々が、市内の駅や商店街などにおいて広く募金を呼びかけてくださいました。また、赤い羽根共同募金にご協力いただいておりますプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」が、このたび「赤い羽根サポーター宣言」を行い、一緒に募金活動に取り組んでいくことになりました。昨年11月には船橋アリーナのホームゲームで、300円以上の募金をしていただいた方にシリコンバンドをプレゼント。このジェッツとのコラボレーションは今後も実施予定ですので、船橋市社会福祉協議会(以下「市社協」)のホームページでご確認ください。「赤い羽根共同募金」は、市社協の行う福祉事業や市内の福祉を推進する団体へ配分されるとともに、千葉県内の福祉施設の車両購入や災害時準備金などに活用され、「歳末たすけあい募金」は要保護世帯への歳末見舞金やたすけあいの会への助成などに役立たせていただきます。募金は3月31日まで受け付けております。ご協力をお願い申し上げます。千葉県共同募金船橋市支会では、平成30年北海道胆振東部地震により、被災された方々を支援するため、左記の期間、義援金を受け付けています。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。【受付期間】平成31年3月31日まで????????????????平成30 年11月30日までにお寄せいただいた義援金は、454?735円となり、千葉県共同募金会を通じて被災された方々にお届けします。平成30年7月豪雨災害義援金 には、945?572円のご協力をいただいております。皆様のご厚意に深く感謝申し上げます。【問い合わせ】千葉県共同募金会船橋市支会(船橋市社会福祉協議会内)?047(431)2653『水害ボランティア作業マニュアル』から抜粋宣言式での小野選手(右側)と石井選手オリエンテーションを受けるボランティア倉敷市安芸郡平成30年北海道胆い振ぶり東部地震災害義援金を受け付けています。